玄結び

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『玄結び』は準備中になります。
今後、活動を再開した時に情報を発信していきます。
サンプル 穀菜茶房 - 農が輝く食のアトリエ -玄結び
美味しい玄米御飯と出逢える食堂!玄結びは、環境に優しい家族農業を応援する店です。そして、豊かな生命の宿る“土”→“農産物”→“人”の因縁をしっかり意識した食堂です。玄結びは、土釜や土鍋や土皿で、玄米・雑穀御飯・雑穀・旬菜料理・飲茶にチャレンジしています。

玄結びは、命の営みである食を愛する仲間たちにとって“新鮮な驚き・発見との出逢い”のある店への成長を目指しています。玄米の「炊き比べ」や「食べ比べ」などを始めとして、都会人にとっての『身土不二(しんどふじ)』食生活の知恵の奥深さを探る店でもありますので、いろいろとお役に立てるように、日々努力していますので宜しくお願いします。 
『玄結び』は、「いただきます」のこころを大切にします。

・人間は、食べることによって生きます。人は、いのちをいただいて、いのちをつなぎます。いのちは、動物にも植物にもあります。いのちをいただくのだから、感謝の言葉を語りかけるのです。

・人間がいのちを育むいとなみが農です。カルチャーの語源が「耕す」であるところからも、東西を問わず、土を守り、いのちを育む家族農業があってこその食であり人のいのちでありこころなのです。

・『玄結び』は、家族農業を応援する店です。『玄結び』のオーナーは、入谷の金澤米店です。

・金澤米店は、名刺代わりのホームページのタイトル“身土不二(しんどふじ)” にあるように、10数年にわたって、こだわり家族農家のパートナーとして、合鴨農法をはじめとして、農家直送のこだわり農法のお米と旬の農産物・農産加工品を都会暮らしのお客様にお届けしてきました。

・『玄結び』は、金澤米店が一昨年、スローフード協会からのお誘いを受けて、ワークショップに参加したことがステップになって、玄米や雑穀の美味しさをもっと深くもっと広くご紹介してみたいと開店する運びになった店です。

・これからは、とりわけ、生命力に富んだ土づくりの田んぼで農薬不使用で栽培した玄米同士の食べ比べや炊き比べや雑穀創作料理などに力を入れて、玄米食や雑穀料理に興味・関心のある人にとって嬉しいお店づくりを目指します。

・からだに優しい食事の提供を心掛けますが、始めの一歩を踏み出したばかりですので、皆様のアドバイスを宜しくお願いいたします。

『玄結び』※をなぜ、開店したのか、主な狙いは?

 都会人にとっての“食とはなにか?”を来店者と一緒に考えるための店(場)と位置づけました。米屋の店先でもいいではないかという人もいると思いますが、米屋はお米を買いにくる場所だから、故郷や知人から縁故米を送ってもらっている人や生協の共同購入などを利用している人が来店することはないし、あっても稀だからです。食堂ならば、そういう人たちも食事を楽しみに来てくれる可能性があるので、玄米雑穀の御飯の魅力と有機野菜の美味しさを味わっていただくために発信と受信の交流の場“アンテナショップ”のつもりで開店したのです。いわば、お金儲けではなく、食や農の価値を大切にしている「都会に暮す人々」との繋がりこそが成果という風変わりな店だったといえます。


※  農が輝く食のアトリエ『玄結び』の誕生について(「身土不二HP」より)
この『穀菜茶房 玄結び』は、日本の土から産まれた“穀力”つまり米・豆・雑穀や旬の野菜たちの秘めたるパワーをいただいて、みんなで健康な食生活を造り上げていきませんか?というメッセージを発信する、都会人にとっての身土不二(しんどふじ)を模索する「道標(みちしるべ)」の店として開店しました。物質的に豊かになり長寿国ともなった日本ですが、皮肉にも食や健康の不安が蔓延してきているという現実があります。今、一人一人のライフスタイルが問われています。暮らしの土台をなすのが食のあり方ですから、パートナーとしての農家とともに、生命力に元氣を育める厨房食堂を目指しますので、ご愛顧のほどよろしくお願い致します。

■『玄結び』という店名
『玄』:時間空間を超越して存在し、天地万物の根源である絶対的な性質を玄といい、玄米・雑穀もいのちの種であり、普遍的な逞しい生命を秘めている存在です。
『結び』:その一粒一粒が「おむすび」で結び合います。一粒一粒が千の命を宿している「生命の種」です。その穀が結び合う塊は、無限の生命力を秘めています。また、「結(ゆい」」には、生命を大切にする人々が集い助け合う意味があります。

なぜ、穀菜茶房『玄結び』は閉店したのか?

 穀菜茶房『玄結び』は、2006年から6年間営業して、2011年12月に閉店しました。2011年の3.11の福島第一原発事故により大量の放射性物質が外部放出され、福島第一原発の近隣地域だけでなく、東北地方から関東にかけて広範囲が汚染され「ホットスポット」と呼ばれる汚染地域もあったため、安全情報が錯綜し、誰もが安心できる食材の入手が困難となったのが一因です。自身の食べる食べ物についての“安心我慢値”は各人各様であって、心配も当然だからです。当時は関西よりも西の食材でなければ食べさせたくないという子育て世帯も多くいました。子どもたちの内部被曝感受性は大人よりも高いから、親が慎重になるのは理解できました。『玄結び』で使用していた玄米は事故前の2010年秋に収穫されたお米でしたから安全だったのですが、野菜関係の食材の汚染度測定の実態情報が明確でないために、心配する人に説明し切れませんでした。そこで、契約期限終了と共に閉店する決断をしました。

『玄結び』を営んでみて、よかったこと。

 今も繋がる仲間が生まれたことは、当初の目的であったのですから、大いに満足しています。
 食と農の価値観を共有する仲間の幅広い年齢層での繋がりが『玄結び』で生まれ、いまも、その仲間たちといろいろなイベントを共催したりしています。また、地域の「子育てママ」のグループ『たねっこ』『親子でどんぶらこ』と繋がり、「子育てママさんのお米講座」を開催したりもしたので、それは相互の学びの場となりましたし、その内容を『食農教育』という雑誌に記事を書かせていただいたりもしました。また、想定外の成果としては、飲食店の関係者が関心を持って食事に来てくださり、こだわり農法のお米の美味しさに気づいてお米を納入することになったケースが複数あったことです。
また、大学を卒業した娘(智美)が5年間、ヨチヨチ歩きながらも厨房を担当しましたが、お客様の暖かい眼差しに見守られつつ、旬の食材の素材の健康な美味しさに助けられて、調理技術の未熟さをなんとか乗り越えられたことです。TV番組「和風総本家」の取材を受けたときには、無農薬栽培米の炒り米糠を肉に塗(まぶ)して焼くと酵素の働きで、柔らかく美味しくなる技などを紹介しました。
『日仏合同産直研究会』の食事会も催し、フランス料理の本場のフランスの人々に、日本の家庭料理の知恵や伝統の味噌汁や玄米御飯の味を楽しんでいただき、常滑焼急須での煎茶の味わいの紹介もしました。いずれも、『玄結び』という店(場)があったからできたことです。

この6年間に得られた『玄結び』での成果は、金澤米店の110年を超える蓄積の中に“宝物”として、また将来、大木として育ち、多彩な花を咲かせ実を結ぶための“タネ”として、生きていくのです。



農が輝く食のアトリエ『穀菜茶房 玄結び』のこだわり:HP『身土不二』での記載。

農が輝く食のアトリエ『穀菜茶房 玄結び』の「農」には、農のある暮らしを誇る家族農業が輝くの意味を込めています。

農が輝く食のアトリエ『穀菜茶房 玄結び』には、家庭の台所文化の技と味を伝承しつつ新しいチャレンジと創作へと歩みを進めたいという希望を込めています。

玄米は、命の種。玄米は、一粒から千粒もの新しい命が産まれます。玄米は、たくましい生命力に満ちています。胚芽と表皮を削り取った白米が銀シャリ、黄金色に輝く玄米は、まさに金シャリです。
農が輝く食のアトリエ『穀菜茶房 玄結び』を通じて、玄米食の素晴らしさをぜひ体験してください。

『玄結び』は、「いただきます」のこころを大切にします。人間は、食べることによって生きます。人は、いのちをいただいて、いのちをつなぎます。

いのちは、動物にも植物にもあります。いのちをいただくのだから、感謝の言葉を語りかけるのです。人間がいのちを育むいとなみが農です。

カルチャーの語源が「耕す」であるところからも、東西を問わず、土を守り、いのちを育む家族農業があってこその食であり人のいのちでありこころなのです。

『玄結び』は、家族農業を応援する店です。『玄結び』のオーナーは、入谷の金沢米店です。